PANDAがお役に立ちます。ご自分についてでも、お知り合いの方についてでも構いません。
初めての赤ちゃんを迎えましたか、それとも妊娠中ですか?ご自分の気持ちについて不安を感じていますか?

メンタルヘルスのチェックリスト
メンタルヘルスのチェックリスト
このチェックリストの質問に答えることで、自分の気持ちをよりよく理解し、心の健康のために特別なサポートが必要かどうかを判断することができます。
PANDAについて
PANDAは、オーストラリアで唯一、周産期不安障害やうつ病、 産後の心の病にお悩みの方や、親となることに困難を感じている方に向けた専門家による全国ヘルプラインを開設しています。
また、この誰でもかかる可能性のある深刻な病気にお悩みの方が自分に何が起こっているかを理解し、サポートを求められるように、この病気の認識を高めようと図っています。
“病気にかかっていたときは、もう絶対に治らないような気がしていました。でも治りました”
通訳をご利用いただけます
PANDAでは、英語が母国語ではない方や、聴覚や発話に不自由がある方を支援するために、通訳を手配しています。
“出産前に、こんなことが起こるかもしれないなんて、誰も教えてくれませんでした!”
サポートを求めるタイミング
妊娠したり、新しく赤ちゃんを迎えたりするのは、ワクワクすると同時に、困難を感じることがあります。変化になかなか慣れることができないのは当たり前のことです。気分の浮き沈みがあるのはよくあることですが、この状態がより深刻になり、2週間以上続く場合は、サポートを受けるようにしてください。
周産期に不安やうつ状態を感じるのはよくあることです
初めてお子さんを迎える、または迎えた母親の5人に1人、父親の10人に1人が周産期に不安やうつ状態を経験します。このような症状は、妊娠中(出産前)または出産後の最初の1年間に発生することがあります。「周産期」という用語は、妊娠中と出産後の最初の1年間の両方を指しています。
“パートナーのことが心配ですが、私に話してくれません”
産じょく期精神障がい
産じょく期精神障がいは、滅多に発生しませんが、極めて深刻な病気で、お子さんを初めて迎える母親1,000人に1~2人がこの病気にかかり、母親と赤ちゃんがともにリスクにさらされる可能性があり、ほぼ全ての場合、入院が必要です。多くの場合、突然発症し、症状としては、急に気分が落ち込んだり高揚したり、行動の変化が目立ったり、現実との接点を失ったりします。
“私は世界で一番ダメな母親です”
PANDAがどのように役立つか
赤ちゃんをこれから迎える方、または新しく親になったばかりの方で、心の健康に不安を感じている方、または知人にそのような方がいる場合、サポートを求めることが重要です。サポートを受けるのが早ければ早いほど、心の健康の改善が早まります。
PANDAの周産期の方向けの心の健康全国ヘルプラインでは、初めてお子さんを迎えた、また迎える方に無料でカウンセリングとサポートを提供しています。
私たちの電話カウンセラーは高度のトレーニングを受け、思いやりにあふれているため、相談者の悩みにじっくり耳を傾け、心の健康の改善に向けた第一歩を踏み出すのをお手伝いします。
“私がどんな風に感じているか話したら、きっと悪い親だと思われます”
思い切って話してみるのが一番です
周産期の不安やうつ状態は重大な健康上の問題です。初めて親になった方やこれから出産を迎える方ならば誰でもこの状態になる可能性があります。恥ずかしがることはありません。思い切って話しても大丈夫です。誰かに話す方が症状の改善に役立ちます!
ご自分が苦しんでいることを誰かに話したり、助けが必要だと認めたりすることは弱さのしるしではありません。ご自分とご家族にとって最もよいことを望んでいることの表れです。
“赤ちゃんが産まれたらすぐに好きになれるはずと思っていたのです。でも、今では赤ちゃんを見ることさえも耐えられません”
周産期の不安とうつ状態の兆候について
兆候には以下のようなものがあります。
- 特に理由がないのに悲しい、気分が落ち込む、涙が出る。
- ばくぜんとした不安が続く。主に赤ちゃんの健康状態やお世話に対して心配を感じることが多い。
- 神経質になったり、感情が爆発しやすい、またはパニック状態になりやすい。
- ささいなことで怒りや苛立ちを感じやすい。
- 友人や家族を避ける。
- 赤ちゃんが眠っている時でも、よく眠れない。
- 急激な気分の変化。
- 常に疲れを感じ、元気が出ない。
- 吐き気、嘔吐、冷や汗、食欲不振などの身体的な症状がある。
- いつもなら楽しんでいたことにほとんど興味を持てない、またはまったく興味を持てない。
- 一人になるのが怖い、または他の人と一緒にいるのが怖い。
- 集中するのが難しい、または物覚えが悪い。
- 酒量または薬物使用量が増えた。
- パニック障害(動悸、息切れ、体の震え、周りの環境より物理的に解離したような感覚など)
- 強迫性行動(不合理な行動や考えを意図せずに繰り返すこと)を行うようになった。
- 死や自殺、赤ちゃんを傷つけることを考えてしまう。
ここには記載していないその他の症状も数多くあります。あなた、またはあなたの周りの方が上記に挙げた症状を経験したり、上記のように感じたりすることが2週間以上続いている場合は、サポートを求めるようにしてください。
“初めて親になった人は皆こんなに気分がすぐれないものなのでしょうか?”
PANDAの周産期の方向けの心の健康全国ヘルプラインにお電話ください。
電話番号1300 726 306
月曜~金曜 午前9時~午後7時30分(豪州東部標準時/夏時間)
PANDAの全国ヘルプラインは日本語も含めて多数の言語でご利用いただけます。
PANDAヘルプラインにお電話の際は、オプションで「1」を選んで通訳が必要であることをお伝えください。
電話がつながった場合:
カウンセラーは英語で電話に出ます。ご使用の言語をお知らせいただく必要があります。電話に出たカウンセラーにご使用の言語を伝える時を除き、英語を話す必要はありません。
PANDAが通訳を手配し、準備ができ次第ご相談プロセスを始めます。
通訳が手配できない場合、PANDAから改めてお電話いたします。
緊急に支援が必要な場合、トリプルゼロ (000) またはお近くの病院の救急部門にお電話ください。
PANDAヘルプラインの利用時間外に支援が必要な場合は、ライフライン (いのちの電話) まで13 11 14にお電話ください。